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【髪バナ No.30】タイでの髪の健康について

No.30  タイでの髪の健康について
(arche+ 08月号 掲載のコラム 『髪バナ』より)

毎日いろいろなお客さまとお話をさせていただいている中で、「タイに来て抜け毛の量が増えた」という声をしばしば耳にします。原因としては、日本との生活環境の違いや、それが原因のストレス、食生活の変化などがあげられますね。そうはいっても、生活環境を変えたり、ストレスをなくすことは難しいので、変えやすい、食生活から見直してみませんか。

脱毛の原因は頭皮にもあります。頭皮によくない食べ物には以下のようなものがあります。

  • 甘い食べ物を食べ過ぎると、頭皮の回復力が落ちる
  • 油っぽいものを食べ過ぎると、頭皮に悪い菌が増殖する
  • 辛いものを食べ過ぎると、頭皮に炎症やかゆみがでる

…これって、タイ料理全般ですよね(苦笑)。でも誤解しないでいただきたいのは、“食べ過ぎ” がよくないという点です!
あと、最近よくいわれているのが、「亜鉛・ビタミンA・ビタミンB群の欠乏は脱毛の原因になりやすい」ということです。特に亜鉛の極端に欠乏は、脱毛を招きます。亜鉛は、牡蠣、ひじき、海苔、きな粉、味噌、豆腐などに多く含まれますので、積極的に摂取しましょう。
以下のチェック項目で○の数が多い方は、どんなに高価な育毛剤やシャンプーを使用しても脱毛しやすい体質になってしまっている可能性がありますので、男女問わずご注意くださいね。

  1. 親族に脱毛症の人がいる
  2. 食生活が乱れている
  3. 睡眠時間が6時間以下である
  4. ストレス多い生活を送っている
  5. 頭皮が硬い
  6. 定期的に運動をしない
  7. 飲酒の頻度が多い
  8. 喫煙者である
  9. 頭皮がかゆい or フケが出る
  10. パーマやカラーをしている

自分の頭皮や髪の状態をきちんと知りたいという方は、URU SALONでの毛髪診断をお勧めします! 毛髪診断士の資格を持つスタイリストもおりますので、お気軽にご相談ください。(毛髪診断の詳細に関してはこちら)

【髪バナ No.29】日本のトレンドカラーについて

タイではまだまだ雨季が続きますが、日本はすっかり夏ですね。在タイ歴が長くなると四季の感覚が抜けてきてしまい、“シーズンごとのお洒落を楽しむ” 機会が無くなってしまった…という方も多いのではないでしょうか。大げさな変化でなくても、“いつものヘアカラーを少し変えてみる” だけで、印象はぐっと変わります。今年の日本のトレンドカラーが、タイの暑い季節にぴったりなので、少しこちらで紹介しますね。

今年の大きなトレンドは、ずばり “クールなネイビー” と “フェミニンなピンク” です。髪型や自分のキャラ、個性を活かしたカラーが主流となっています。例えば、クールなストレートロングヘアにネイビー系を、前髪のあるふんわりしたヘアにピンク系を合せる…といった感じです。髪型は、コンサバより、少しモードな感じをプラスすると今年っぽくなると思います。 “モード” と聞くと少し敷居の高い印象を受ける方もいらっしゃるかもしれませんが、美容師さんに相談しながら、自分に似合う “モード” を見つけるのも楽しいと思いますよ!

さてトレンドの2色ですが、個人的には、タイの暑い気候にクールなネイビーを合せるのをおススメしたいです。

今回2人のモデルさんには、URU SALONの人気メニュー、トリートメントオイル配合の “ツヤツヤカラー” に、ヒアルロン酸を追加した “新・ツヤツヤカラー” を試していただき、毛先までしっとりツヤツヤになりました。ご興味のある方はぜひお試しください!

【髪バナ No.28】エイジングによるクセ毛

雨の多い季節になり、髪の広がりなどの “湿気によるクセ毛の暴走” をなんとかしようと、ストレートパーマを注文される方が増えてきました。髪型がきまらないと気分も憂鬱になりますもんね。 さて、このクセ毛ですが、エイジングによっても発生するというのをご存知ですか?今回は、エイジングによるクセ毛のお話をしたいと思います。

まず、くせ毛の原因は大きく分けて4つあります。

1. 遺伝によるクセ毛
2. 思春期ころに出はじめるクセ毛
3. 食生活の乱れからのクセ毛
4. 年齢を重ねることによる40歳前後から出はじめるクセ毛

1、2に関しては、自分でくせ毛であることを自覚できます。3は、クセだけでなく、髪が細くなったり量が減ったり、毛穴に異常がでることもあります。いくらメイクやファッションに気をつかっていても、髪の状態で生活習慣がバレてしまう…なんてことも(汗)
そして4は、30代くらいからゆっくり徐々にクセが出てくる場合が多いです。特に、タイに住んでいると硬水で髪がパサつきやすくなるので、この “エイジングによるクセ毛” と、水や紫外線からのダメージ毛が見分けづらかったりします。カラーやパーマ毛でないにも関わらず、髪がバサバサし、クセがあって、艶なくフワフワする毛をタイ生活によるダメージ毛だと勘違いしている方が多いです。
もちろんカラーやパーマをした髪や、紫外線によるダメージを受けた髪にはトリートメントが有効ですが、髪のダメージが少ないクセ毛さんの場合は、弱めのストレートパーマをかけることで、サラッと艶やかな髪にすることが出来ます。URU SALONでは、トリートメント成分たっぷりの髪に優しいストレートパーマが人気です。

お肌と同じで、髪の状態も年齢と供に変化します。クセ毛かダメージか、ご自分で判断がつかない時は、気軽に美容師さんに聞いてみてくださいね。

【髪バナ No.27】髪のUV対策できていますか?

このところ紫外線がとても強い日々が続いていますね。そんな中、お肌はUV対策ばっちりでも、髪の方はほったらかし…という方も多いと思います。髪や頭皮にとっても紫外線は大敵です。今回は、どんなことに気をつければ髪が傷まないか、また傷んで見えないかをお話をしましょう!

美容室での紫外線対策
紫外線の髪と頭皮に対する影響としてあげられるのが (1)パサつき (2)カラーの退色 (3)地肌の日焼け…の3点です。
(1)の対策としては、美容室でカットをする際、レイヤーを入れすぎない、毛先をすきすぎない、重めのスタイルを注文するようにしましょう。これだけで、髪がパサついて見えにくくなります。
(2)の、カラー退色で髪が傷んで見えることを防ぐためには、1トーン暗めの落ち着いたカラーとトリートメントを組み合わせて注文することで解決しましょう。 お肌の紫外線対策と同じで、髪にたっぷりの水分と栄養が入っていれば、紫外線で乾燥してパサつくこともありません! URU SALONの場合は、オーガニックカラーに天然トリートメントオイルを配合していますので、毛先まで色鮮やか、艶としっとり感をだすことができますよ。

普段の紫外線対策
 地肌が日焼けすると、毛穴に異常が出て健康な髪が作られません。髪を結ぶ時は、分け目がつかないようして、地肌の日焼けに気をつけましょう。いつも同じ分け目で髪を結んでいる方は要注意です!
旅行やスポーツなどで、屋外に長く出て紫外線を多く浴びる場合は、UVコーティングの入ったセット剤をつけることも有効です。手軽なものとして、髪用のUVカットスプレーなんてのもあります。外出時にさっとスプレーするだけで、髪と頭皮を守ってくれます。詳しくは美容師さんに相談してみてくださいね。

【髪バナ No.26】春夏はナチュラルがトレンド!

すっかり酷暑まっしぐらな今日この頃…。日本ではようやく春というところでしょうか。今回は日本の2017年春夏トレンドをご紹介しますね!

まずヘアスタイルのトレンドから。春夏シーズンは、顎ラインより少し長めのボブと、セミロングのグラデーションスタイルが人気です。これらに共通しているのは、セットした感じが出ない“ナチュラルスタイル”だということです。このようなヘアスタイルは、最初にすきバサミで髪に動きを出しながら毛量を減らし、毛先も軽くした後、ゆるいパーマをかけて無造作な“ナチュラルヘア”を作りだします。


ただ、この“ナチュラルヘア”には、髪がパサついたり傷んだようにみえやすいという弱点もあります…。そこで、春夏のトレンドカラーは、この点を補うためのナチュラルなヘアカラー、“暗髪”です。5~7トーンの深みのあるダークカラーにすることで、髪色が落ち着いてキレイに見え、ツヤも出ます。これで無造作ヘアにしてもパサついたり傷んでいるようにみえなくなります。色味としてはマロンブラウン、ピンクベージュなどの春らしい暖色系がツヤも出やすく人気です。
タイでは、日本のトレンドをベースに、ショートヘアは顎ラインより上、ミディアムは結べる長さをオススメします。カラーは6~8トーンで、日本よりも若干明るめがいいと思います!
冬にかけたまま髪に残るパーマやデジパを活かして、傷んで明るくなりすぎた色をトーンダウン、さらに自然なメッシュを入れることで立体感を出すのはいかがでしょうか。夏らしくふんわり軽やかに!


セット剤には、シアバターを使った天然ワックスがオススメです。天然のシアバターなので、香りもよく、手に付いた分はハンドクリームになります。ただ、天然系のワックスはセット力が弱かったりベトつきやすいので、注意が必要ですね。