髪バナ

arche+ 8月号【髪バナ 02】

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なぎさ 今回はURU SALONの布施さんにお越しいただきました〜。
布施 お手柔らかにお願いします(笑)
キリ ずっと相談したかったのが、雨季の髪のことなんです。私クセっ毛なので、ボワンと広がっていつも大変! どうにかなりませんか? できるだけ簡単な方法でお願いします。
布施 雨季の湿った空気は、クセ毛さんの大敵ですよね。きちんとドライヤーでブローした状態と濡れている状態の髪のギャップが大きい人ほど、この季節は悩んでおられるのではないでしょうか。
手っ取り早い解決方法のひとつは、ストレートパーマをかけることです。実際にこの時期になると、お客さまからの問い合せも増えますね。昔のストレートパーマや縮毛矯正といえば、ストレートに伸ばした部分と新たに生えてきたクセのある根元の部分にはっきりと境目ができてしまって、定期的にずっとかけ続けないといけませんでした。また薬剤も強力なので、髪を傷めるという悪循環でした。しかし、ウチの店でも使っているような新しいストレート用薬剤は、その“境目”が自然な感じにぼけるのと、トリートメントがふんだんに配合されているので髪に優しいんです。また、ひとつの薬剤で変なクセを伸ばしながらも自然なカールをつけることも可能なので、いかにも“伸ばしました!”というような不自然なストレートにはなりません。ですので、この時期だけ…と、かけてみるのもお勧めしますよ。気軽に美容師さんに相談してみてください。
なぎさ 薬剤も進化してるんだね〜。

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キリ ちなみにセット剤だけでなんとかすることはできますか?ヘアオイルとか使うと、しっとりしそうですよね。
布施 最近よく見る、さらさらした軽いタッチのヘアオイルの場合、効果は大体2-3時間くらいです。かといって、椿油などでは髪がテカテカになりますよね。この場合、ソフトタイプのヘアワックスがおすすめです。タオルドライした髪になじませて、そのままドライヤーで乾かすと、バターがフライパンの上で溶けていくように髪にしっかり馴染んでいきます。ワックスの場合、持ちもよいですしね。
なぎさ そういえば、湿気がクセ毛の敵なら、今っぽいくせ毛風パーマの人もアウトなんですか?
布施 もとの髪が、ストレートの人はセーフですが、根元からうねりのあるようなクセ毛さんはアウトですね…。
なぎさ 私の場合は、逆に猫っ毛なので、すぐペッタリとなってしまって…。外出前にブローを頑張ってもダメなんですよね。
布施 正直猫っ毛さんの解決策は難しいのですが、こちらもパーマという手段がありますよ。猫っ毛のお客さまで、トップに無理矢理でもボリュームを出したいとおっしゃられる方がいますが、雨季の場合、ふんわりとセットしても、その後ハードスプレーでガチガチに固めたりしない限りは一日中キープできません。そこで、上手にパーマを取り入れて、猫っ毛の特性を活かした髪型をつくることをお勧めしています。

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布施 髪も生き物ですので、ちょっとした環境の変化で日々表情を変えるもの。まずは自分の髪の状態を知り、受け入れて、うまくつき合っていくのがいいと思いますよ。
キリ それがよさそうですね〜

arche+ 7月号【髪バナ 01】

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なぎさ 山田さんはURU SALONにいらっしゃるんですが、やはり、髪ケアを第一に考えたサロンということで、トリートメントには力をいれているんですか?
山田 そうですね。でも、トリートメントの施術のみに関わらず、カット、カラーやパーマの時も髪にダメージを与えないような工夫をしていますよ。
キリ そもそも、私はトリートメントについてそんなに理解できてないんですが、トリートメントってざっくりいうと、痛んだ髪に栄養を与えることで、髪を強く、ツヤツヤにするという解釈で合ってますか?
山田 うーん…半分正解、半分間違いです!
なぎさ えっ?違うんですか?
山田 髪に栄養を入れるというところは合っていますが、トリートメントの性質上、強い髪とツルツルの髪を同時につくることはできません。トリートメントは大きく3つの種類に分かれていて、(1) 強く、コシのある髪をつくる (2) 潤いのあるツヤツヤの髪をつくる (3) サラサラで指どおりよく軽い髪をつくる——それぞれ1つの効果しか得られません。ので、強くツヤツヤに…はできないんです。万能ではないんですね。
キリ へー。髪のダメージならすべて解決してくれるもんだと思っていました。
山田 なので美容師は、お客様の髪の状態に合せて、足りないもの、または髪の質や髪型に一番合うものを調合するわけです。例えば、髪の量が少ない人に潤いツヤツヤになるものを施すと重くべったりとなってしまうので、サラサラになる薬剤を、パーマのウエーブが出にくい人には、強くてコシのある髪にする薬剤を使って、ウエーブが出やすい髪にする…という具合です。
なぎさ あ、そのせいかもしれないんですが、以前あるお店でトリートメントをした時、確かにコシは出たんですけど逆にツヤツヤ感が無くなって、「ここの店ではトリートメントはやめよう。」と思ったことがあります…
キリ トリートメント=ツヤのイメージはあるよね。
山田 (苦笑) それはお店が悪いわけではなくて、トリートメントの性質ですね。でも、コシを手に入れたいから潤いは諦めなければいけないわけではないんです。その場合、表面的な処置になりますが、流さないタイプのトリートメント剤を毎日家で使うことで潤いのある髪をつくることができます。
キリ サロンで販売してるホームケア用トリートメントっていいんですか?お店でトリートメントしないで、それだけ買って家で自分でやった方が安上がりなんじゃ…って思っちゃう。
山田 ホームケア用のものは、お店でやるトリートメントとは全く別物です。表面にしか栄養を入れられないので、お店でやったトリートメントの効果を長持ちさせる補助的な役割をするものだと考えて下さい。お店のトリートメントと組み合わせることで、髪の毛をいい状態にキープできますよ。
キリ お店でやるトリートメントってどれくらい効果がもつんですか?
山田 1ヵ月半〜2ヵ月くらいでしょうか。
なぎさ えー。いつも1ヵ月くらいで指どおりのサラサラ感とか無くなるんですけど。
山田 お店でのトリートメントは髪の中心の核の部分に栄養を入れるので、表面で目に見える、触れて感じられる状態の効果は失われても、髪の中にはしっかり栄養が残っているんですよ。

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山田 ちなみに、意外と知られてないんだなと感じるのが、ホームケアの場合のトリートメントの順番です。トリートメントはリンスよりも先、最後にリンスでコーティングというのが正しい順番ですよ。
キリ へー。知らなかった!

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