髪バナ

【髪バナ No.10】炭酸の実際の効果って?

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こんにちは。今回は、美容分野ではかなり浸透してきた『炭酸』 についてのお話をしたいと思います!

髪の分野においては、炭酸を使ったヘッドスパがおなじみですよね。炭酸の細かい泡が、シャンプーでは落とせないような頭皮の汚れや毛穴のつまりなどを取り除いてくれ、頭皮から髪をリフレッシュ!…というのが炭酸ヘッドスパです。タイにある日系美容院ではほとんどのところでできますし、一度体験したら病み付きになった、という方も多いのではないでしょうか。常夏のタイにはぴったりの施術です!
URU SALONでも炭酸ヘッドスパは男女問わず人気のメニューですが、炭酸には、 “汚れを落としてすっきり” 以上の利点がいくつもあることをご存じない方が多くてもったいないなぁ…という印象を受けますので、意外と知られていない、“炭酸がカラーやパーマなどの施術にどういう影響を与えるか” ということについてお話をしますね。
ヘアカラーやパーマで使われる薬剤は、一般的にアルカリ性のものが多いのですが、これが髪や頭皮についたまま残ってしまうと、せっかくカラーやパーマをした髪に悪影響を与えてしまうことがあります。こういうものを「残留アルカリ」といいますが、『残留アルカリ』 が髪に残ってしまうことで、キューティクルが開いたままの状態になり、そこから髪の栄養分であるタンパク質や水分、せっかく入れたヘアカラーの色素などが流失するだけでなく、キューティクル自体にもダメージを与えてしまいます。
実は、髪は弱酸性の時が一番健康で安定した状態になります。炭酸ヘッドスパで残留アルカリを取り除くことで、髪を弱酸性の安定した状態にしてキューティクルを穏やかに閉じることができます。髪を弱酸性に戻すことで、ヘアカラー後のパサつきや褪色を防いだり、パーマの持ちを良くすることができるわけです。

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炭酸の粒子は0.33~0.46ナノメートル(1ナノメートル=10億分の1メートル)と、とにかく細かいので、通常のシャンプーでは取り除くことのできない残留アルカリまでもすっきりと落とすことができるんですね。またまだある炭酸の効果、この続きは次回の髪バナで…

【髪バナ No.9】流行のグレージュカラーって?

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気づけばもう11月…タイは相変わらずの気候ですが、日本はすっかり寒くなったみたいですね。今年の日本の秋冬ヘアカラーの流行色として、雑誌等で、“グレージュカラー” という色をよく目にします。“グレージュ” とは、グレーとベージュが混ざった色を指します。グレージュが髪色に混ざると、赤みがおさえられてやわらかく落ち着いた色になるんです。

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暗めの色はちょっと前から流行っていたのですが、今年の夏はパステルなどの明るいカラーが流行したので、秋冬になってそれをそのままトーンダウンしたグレージュが出てきたのでしょうか。グレーという色には白が含まれますので、ただの暗いトーンの髪にはない『抜け感』『ツヤ感』『やわらかさ』が表現できるのが特徴です。明るめのグレージュヘアは、外国人やハーフの方の地髪のような色になります。暗めグレージュヘアは、室内などで見るとただの暗いトーンの髪なのですが、明るいところで見ると、きちんと色が入っているので粋な感じです!重くなりすぎない、ほどよい“抜け感”も特徴ですね。また、こちらのグレージュカラーには、外国人のくせ毛風ヘアや、レイヤーを多めに入れた軽めのヘアがぴったりマッチします。ぜひ、試してみてください!

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【髪バナ No.8】タイでのヘアカラー事情

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URU SALONでも、ヘアカラーをされる方はとても多いのですが、その分、タイならではのヘアカラーにまつわるお悩みもよく聞きます。今回はタイでのヘアカラー事情について少しお話ししますね。

まず、傷みや退色について。これは、やはり強烈な紫外線の影響が大きいですね。髪のカラーリングは、キューティクルを開いて色素を入れるという作業ですので、その後開いたキューティクルをきちんとケアしないと栄養がどんどん逃げていってしまいます。強烈な紫外線はキューティクルを傷めますので、カラーをした髪との相乗効果でバサバサになったり、毛先の色が抜けたり…ということになりやすいのです。また、退色については、タイの水質も大きく影響しています。日本の水質が軟水なのに対し、タイは硬水ですので、日本製のヘアカラーとの相性が悪いのです。
退色といえば、実はカラー剤の色によっても、“落ちやすい色” “落ちにくい色” というのがあります。落ちやすい色の代表格としては、タイで人気のアッシュ系と、ピンクや赤系です。逆に落ちにくいのはブラウン系です。ですので、どうしてもアッシュや赤系にしたい場合には、例えば “赤→赤茶”のように、ブラウンを混ぜるのがおすすめです。
また、たまに “白髪が染まりづらい” というお客さまがいらっしゃいますが、その多くが、キューティクルが開きづらい髪質の方だったりします。その場合、強い薬剤を使って無理矢理キューティクルを開く必要がありますので、当然髪を傷めてしまいます。こればかりは髪質なのでしょうがないのですが、その分トリートメントをこまめにして、髪の傷みを防ぎましょう。

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URU SALONでは、カラー剤は全て“オーガニックカラー”を使用していますが、ここでも、「普通のカラー剤とどう違うの?」という質問をよく受けます。オーガニックカラーは、通常のアルカリ性のカラー剤と違って “弱アルカリ性” のため髪に優しく、また、ローズウォーターやオーガニックシアバターといった自然成分が豊富に含まれるため、髪を傷めにくいというのが特徴です。また、硬水にも対応したメーカーのものを使っているので、タイでのヘアカラーにもぴったりです。URU SALONでカラーをしたお客さまの中には、カラー前の髪よりもツヤと指通りがアップして驚かれる方も多いんですよ。では、オーガニックカラーが良いことずくめかというと、そうではありません。髪を傷めないためにキューティクルを開きすぎない薬剤になっているので、色が入りづらく、“とても鮮やかな色” や “とても明るい色” にはできません。そういうカラーがお好みの方は、髪を傷めてしまいますが、強めのカラー剤を使う必要があります。美髪をとるか、鮮やかな髪色をとるか、なりたい髪型にあわせて選んでください。
ヘアカラーが日本のようにはうまくきまりづらいタイだからこそ、色や薬剤はきちんと選びたいですね。

【髪バナ No.7】アルガンオイルとヘアカラー

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日本では、夏が終わって季節が移り、秋冬もののアイテムが並ぶようになりましたね。常夏のタイではありますが、日本からオーガニックヘアカラーの新色も入ってきたので、髪色を新しくして、気分だけでも変えてみませんか?
URU SALONで、カラーのお客さまにおすすめなのが、アルガンオイルをたっぷり配合した “アルガントリートメント” です。 日本でも大人気のアルガンオイルは、肌や髪ととても相性のよいオイルとして近年注目されています。髪に使うときは、ドライヤーで乾かす前に毛先などになじませると、しっとりツルツルになります。
そこで、この万能オイルをお客さまの髪に使えないかと、自分たちで試行錯誤し、独自に生み出したのがこのアルガントリートメントです。

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こちら、カラー剤に混ぜるのですが、仕上がりが全然違うんですよ。
アルガンオイルの持つビタミンEが退色を防ぎ、カラーで失われがちな髪の油分を補います。カラーをする時、まず薬剤で髪のキューティクルを開くのですが、そのタイミングでキューティクルの中にアルガンオイルとカラー剤を同時に入れます。こうすることで、オイルを中まできちんと入れ込むことができます。ツヤ髪を体験したい方はぜひ!

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【はじめてのアルガンオイルカラー体験】
こちらのモデルさんは、普段自分でカラーをしているということで、染まり方にがムラがあり、傷みもかなりありました。
毛先の色が明るかったので、まずカラーを均一にし、バラバラな毛先をカットで整えました。使用したヘアカラーは、新色の“リッチモカ”。アルガントリートメントを加えることで、ツヤ感がUP、カラーの発色もよくなりました!

【髪バナ No.6】ストレートパーマのアフターケア

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前回、ストレートパーマについて詳しくお話をしましたが、今回はストレートパーマをかけた後の注意点などに触れたいと思います。

パーマやストレートパーマをかけた後、美容師さんに「1-2日は髪を洗わないでください」と言われると思います。これは、パーマ液によって起こる髪の酸化を100%完全にさせるためです。美容院でパーマをかけ終わった時点では、パーマ液による酸化は実は80%程なので、髪をそのまま放っておくことで、残りの20%を自然に酸化させる必要があります。100%酸化した髪は、タンパク質が再結合しながらきれいに形が作られた状態なので、パーマが長持ちし、ダメージを軽減させることができます。これには、一般的に24時間から48時間かかるといわれていますので、「1-2日は髪を洗わないでください」という忠告とぴったり合うんですね。

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この自然酸化の期間中は、まだパーマが完成していない状態ということで、特にストレートパーマの方は、髪を結んだり、耳にかけたりして変なクセをつけないように注意してください。
そして、きれいなストレートの状態をできるだけ長く保つためにも、シャンプー後は毎回ドライヤーで完全に乾かして、髪をきちんと伸ばしてください。自然乾燥させると、髪が変にうねったりハネたりしてしまいます。また、お出かけの前に、洗い流さないトリートメントで髪を保護しながら低温のストレートアイロンでかるく伸ばすと、キレイなストレートヘアが一日続きますよ。
「ストレートがきれいに出ない」「ストレートパーマがすぐにとれてしまう…」とお悩みの方は、パーマ後のケアをぜひお忘れなく!

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クセ毛を伸ばすためにストレートパーマをされている方は、パーマ中やパーマ後のストレートアイロンの使用や、髪をきれいに伸ばすための日々の丁寧なブローなどで、普通の髪の人よりも熱ダメージを受けている傾向があります。URU SALONでは熱ダメージヘア用の専用シャンプーも取り扱っていますので、お気軽にご相談ください!