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髪に正しいシャンプーの方法!

先日Phuketの方に旅行に行って真っ黒に焼けてしまい、Tシャツ焼けに悩まされる今日この頃です…(苦笑)
おかげさまでPhuketの綺麗な海と空は堪能できたので、よかったんですが(^ ^)

最近、お客さまとの会話の中で「シャンプー剤の適量が分からない」「髪の洗い方が合っているのか分からない」という話をよく聞きます。そこで、シャンプーがもっとやりやすくなれば!と思い、久々にブログ書いてみます!

まず、シャンプーの適量なのですが、美容師になりたてのアシスタントだった頃のシャンプーマン時代、毎日20人以上の髪を洗いましたが、その時の目安が、ポンプ式のシャンプーだと男性で0.5プッシュ(しっかりワンプッシュしないぐらい)~長い髪でも2プッシュくらいでした。
チューブに入っているシャンプーだと、一円玉〜五百玉ぐらいの量が平均量でした。

髪が長いから、量が多いからと4、5プッシュしているという方もいらっしゃるみたいですが、これは多すぎると思うので注意してくださいね。(あくまで私の基準ですが)

次に洗い方ですが、このモデルさんくらいの長さの髪で実践してみますね。
まず、髪と地肌はしっかり濡らしてください。地肌の汚れをシャンプー前にまずお湯で流すのが大事です!約1分から2分ぐらいかけてじっくり流しましょう。皆さん意外と30秒ぐらいですすぎを終わらせているみたいですが、ここの工程は大事ですので、しっかり地肌をすすいでください!

次にシャンプー剤の登場です!今回はワンプッシュでやってみます。適量だと思います。
まず、手で泡だてます。ここきちんとできていますか?泡だてないまま髪と頭皮にシャンプー剤をつけていませんか?(^ ^)
手になじませて泡立てる時、お湯を少し混ぜると泡立ちやすいです!この状態から髪につけます。
ワンプッシュでこのぐらい泡立ちます。シャンプーの量が多すぎ、泡立て過ぎだと洗い流すのが大変になるので、適量のシャンプー剤、適度な泡で洗うのが髪に一番よいですよ。

頭皮部分は指の腹でこすりながら洗い、毛先はこすらず、指を通すぐらいにしましょう。濡れた髪をゴシゴシこすると、キューティクルが剥がれやすくなるので、あくまで指を通すぐらいで!
頭皮マッサージなどもシャンプーしながらやるといいですね。
この後は、しっかりとすすいでください。シャンプー剤が髪と頭皮に残ると、匂い、ベタつき、かゆみの原因になので気をつけてください!

シャンプー剤のボトルには、使用方法として説明書きがありますね。

共通しているのは、①シャンプー前の予洗いを十分すること ②手のひらでちゃんと泡だてること ですかね。これをきっちりすることで泡立ちも全然違いますし、仕上がりがふんわりしますよ!
「タイは硬水なのでシャンプーが泡立たない」と諦めている方も、今一度シャンプー方法を見直してみましょう。

(あわせて読みたい過去記事 : 「タイで選ぶべきシャンプー」)

美容室と市販のカラー剤の違い

今回は、美容室のカラー剤と市販のカラー剤の違いについて書いてみようと思います。

タイでも最近は、日系の薬局などで購入できる市販のカラー剤が増えましたね!
私も以前は、リーズナブルなお値段と簡単さから、自宅で染めることもありました(^ ^)

…ぶっちゃけ、美容室のカラー剤と市販のカラー剤は何か違うの?って思いませんか。
実はカラーの仕組み自体は一緒なのですが、薬剤自体は全く違ってきます。

市販のものは、素人が自分で使用することを前提として作られています。そのため失敗の少ない色設定が基礎になっていて、ムラに見えにくい色味のものが多いです。
さらに混ぜやすく、塗りやすく、流しやすい薬剤であることが多いです。カラー剤特有のツンとくる匂いも抑えられているものが多いです。
この「におわない」を売りのするために使われている薬品であるアルカリ剤(キューティクルを開いて染料を浸透させたり、メラニンの分解をする役割)として、モノエタノールアミンというものを使うことが多いですが、これは刺激もダメージも大きく、さらに髪の毛に残留しやすいというデメリットがあります。
そして、アルカリが髪に残ってしまうと、カラーした後もじわじわと髪が傷んでくるのです…

一方、美容院のカラー剤はプロが使うことを前提として作られており、髪をきれいにするためのものです。
色の種類もとても多く、調整して好きな色を作ることや細かい色の設定をすることができます。
そしてアルカリ剤としてはアンモニアを使います。これは、ツンと匂いがするので、美容室でも匂いが苦手な方がいるかもしれません。しかし、このアンモニアは揮発するので、髪の毛の内部にアルカリを残留させにくいというメリットがあります。

さらに、URU SALONのつやつやカラーでは、お客さまの髪の状態見ながら、根元と毛先と薬剤の強さを調節することができます。そもそも、伸びてきた根元と、毛先では髪の色も状態も全然違いますからね。

ヒアルロン酸とアンガンオイルを配合したオリジナルの薬剤を使用しているので、髪の毛に優しいベストな状態で染めることができます。
ツヤのあるきれいなカラー髪になりたい!という方は、ぜひお試しくださいね。

【髪バナ No.38】肌色に似合うカラー選び

No.38  肌色に合うヘアカラー選び
(arche+ 04月号 掲載のコラム 『髪バナ』より)

今回は、肌色に似合うヘアカラーについてお話しします。

髪色やコスメの色、着ている洋服の色が「なんか自分にしっくりきていない…」と感じることはありませんか?これは、自分の肌色に合わない色を無意識に身につけてしまっているからかもしれません。人の肌にはイエローベース、ブルーベースと、大きく2つの肌色タイプがあります。あなたはどちらでしょうか?
イエローベースは、黄色いフィルターをかけたような、黄色みを帯びた温かみのあるイメージの肌色。ブルーベースは、青色のフィルターをかけたような、青色みを帯びた、涼しげで爽やかな肌色です。URU SALONでは、カラーする際、肌色や髪、顔のタイプをみてパーソナルに診断し施術します。

今回のモデルさんはイエローベースのオータムさん。おちついた深い色のヘアカラーが似合うはずなのに、タイの紫外線で髪色が黄色く退色しています。今回は、URU SALONのヒアルロン酸たっぷり「つやつやカラー」で、深みのあるマットなリッチモカブラウンをミックスさせました。ヘアカラーを肌色に合わせることで、血色がよくみえますね。

久しぶりの日本の春!

こんにちは。バンコク トンロー日系美容院ウルサロンのレセプションyumiです。

毎日暑いですねー…すでに夏バテしております (^^;)

先月はお休みをいただき、一年半ぶりの日本に帰国してきました。
4月の始めからの少し長いお休みだったのですが、着いた日の東京はとても暖かく、昼間は半袖でもいけるくらいの気候でした。東京の桜はだいぶ葉桜になっていましたね。

東京から、わたしの実家、新潟県糸魚川市に移動しましたが、気温の違いにはびっくりしました。桜もちょうど満開になり始めで、3年ぶりの春を満喫できました!
桜だけではなく春の草花や虫とも沢山たわむれました。少し山の方に上がると雪も残ってましたよ。
息子も日本の自然の中を嬉しそうに走り回っていましたね。

久しぶりの冷たい空気に、毛穴がキュッとしまった感じがしました (笑)。
毛穴もですが、前回のスタイリスト森君のブログ(こちら)でもふれていた、髪の違い、わたしも強く感じました!
普通の市販のシャンプーで洗っても、まるで特別なトリートメントをしたかのようでした (笑)。水だけでこんなに違うんですね!

今回の帰国でも暖かい家族、美味しいご飯…とても幸せな時間を過ごせました。
お休みさせてくれたスタッフ皆にも感謝です。

タイで選ぶべきシャンプー

ソンクランも終わり、タイは高温熱帯な日々が続きますね。
ぼくは、しばらくの間休みをいただいて一時帰国しておりました (^ ^)

ぼくは京都生まれの京都育ちなのですが、実はあまり京都観光をしたことがなかったので、京都北部にある天橋立に行き、温泉も堪能してきました。

そして、日本に帰ってきてものすごく思うのが…

「シャンプーとボディソープ、めっちゃ泡立つやん!!!」

髪を普通に洗うだけですごく綺麗になりますね。(髪の毛も傷まない!)
これはサロンでお客さまによく聞く話ですが、皆さん、一時帰国後は髪の毛が綺麗になって戻られます(笑)。
今日は、この原因と、タイで生活するならどうすれば改善できるかを解説しますね。

通常、シャンプーの際に髪を濡らすと、髪の毛の外側が開きます。
そして、開くときに硬水の水の方が、アルカリ性が原因でより大きく開くことがわかっています。皆さんもご存知かと思いますが、タイは硬水、日本は軟水です。
硬水は髪が大きく開くだけでなく、金属物質を多く含むので、開いた部分から毛が硬くなってしまうのです。
さらに硬水は、軟水に比べ泡立ちが悪いので、シャンプーの中で泡にならなかった界面活性剤(石鹸カス)が皮膚髪の毛に残りやすく、そういった石鹸カスが脂質や水分を奪い。乾燥を招いてしまいます。
これが、髪をダメージを受けたような質感にしてしまうのです…

タイで髪を洗うと、毛が硬くなる。洗えてない感じがする…という現象が起こるわけです。

「最悪じゃん!」と思ってしまいますが、タイならではの朗報もありますよ!
タイはココナッツと油ヤシ「パーム」の生産地です。

パームとココナッツのオイルの石鹸は硬水との馴染みがよく、石鹸カスが出にくいです。よくできていますね!
シャンプーに関しては、こちらのブログでも何度か紹介してますが、硬水と相性のいい「アミノ酸系のシャンプー」、つまり「アミノ酸でできた界面活性剤」を使用することをお勧めします。

今日はタイ在住の方のために、アミノ酸でできた界面活性剤の名前をお伝えしますね。
これは、タイでのシャンプー選びの大きなヒントになるかと思います!

①「ラウロイルメチルアラニン」
ヤシ、パームからできており。きしみの低減が持ち味。硬水でもバツグンの泡。

②「ココイルグルタミン酸TEA」
天然ヤシ油と酸性アミノ酸グルタミンから作られるため、安全性が高く、髪の毛の修復性にも優れている。

③「ココイルメチルタウリン」
ヤシ油とタウリンから作られていて、柔らかい泡質。低刺激な泡が持ち味。良質な泡が、手に取るように感じられ、硬水でもしっかり泡立つ。

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もちろん、これらの配合されたシャンプーはURU SALONでも取り扱っているのですが、たま~に、市販品にも紛れていますので、ぜひぜひ発掘してみてくださいね。
その他、髪のお悩み、シャンプーのお悩み等ありましたら、スタイリストに遠慮なくご相談ください!