ヘアドネーション

ヘアドネーションのお客さま

こんにちは!
バンコク プロンポンの日系美容室ウルサロンの三部(さんべ)です。

皆さま、「ヘアドネーション」という言葉をご存知ですか?
最近は、やってくれる若い方が多く、前よりは認知されてきているようですね。
「ヘアドネーション」とは、がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで、頭髪を失った方たちのために、寄付された髪の毛でウィッグを作り、無償で提供する活動のことです。
原則31センチ以上の長さが条件になります。プロジェクトによっては15センチ以上のところもあるみたいですね。
1人分のウィッグをつくるのに、なんと20人から30人の髪の毛が必要だそうで、現在ウィッグを待っている方が600人もいるそうです!

タイでも髪を寄付する先があるのか調べてみると、ありました!
22センチ以上で、アデランスのタイ支社の、ブリーラム工場で受け付けているようです。
もちろん日本への国際郵便での郵送もできますよ!
日本でこのプロジェクトを展開されている団体はいくつかありますが、求める長さや状態なども違うようなので、それぞれの条件をよく読んでから寄付先を選んでくださいね。

ここで、ヘアドネーションに髪を送る場合の簡単な手順をご紹介しますね。日本でもタイでも、大まかな流れは同じです。
まず美容室に行き、「ヘアドネーションしたいです」と、事前に伝えてからカットしてもらってください。
ヘアドネーション用のカット方法というのがありますので、事前に伝えるのは絶対に忘れないでくださいね!
ヘアドネーション用のカットでは、最初に髪の毛を何本かの束にしてゴムで結んでから根元の方を切ります。ジップロックなどにいれてお持ち帰りください。

人のために髪を伸ばすって本当にすばらしいことですね!気になる方や、話を聞いてみたいという方は気軽におたずねください。

こちらのお客さまは、先日ヘアドネーションのために髪を切りにきてくださいました。
寄付するためにいつも髪を伸ばしているそうです。
お母さまも一緒にやってくれているんですよ。本当にありがたい…すばらしい方々です!

———————————–
ウルサロンでは、お客さまに安心してご利用いただけるよう、以下の感染対策を行なっております。スタッフ一同、気を引き締めながら、皆さまのご来店をお待ちしております!

❶スタッフ全員ワクチン接種済み
❷スタイリストはマスク + フェイスシールドを着用
❸お客さま毎にシートやセット面、シャンプー台、カットクロスを消毒
❹閉店後の消毒剤散布
❺定期的な換気による空気の入れ替え
❻1日のご予約数の制限
❼ご家族で来店されても安心の、完全個室を完備(無料)
❽ 全てのお客さまにご来店時の検温と消毒をいただく


三部 由起子 (ウルサロン スタイリスト)
————————————————
渋谷原宿表参道のヘアサロンにて勤務後、渋谷で自らサロンを経営。その後、新しい挑戦をするため来タイ。日本では、雑誌でのヘアの仕事も経験。今人気のダブルカラーが得意。あと、カジュアルなヘアアレンジも得意なので、日常だけでなく、パーティーやブライダル用にも対応可。

(あわせて読みたい過去記事 : 「人気の大人ショートはいかがですか?」「アンチエイジングスカルプシャンプーのご紹介」)

LINEでかんたんご予約! LINE ID :  @urusalon

髪を寄付するヘアドネーション

こんにちは。バンコク トンロー日系美容室ウルサロンのレセプションyumiです。
今日はお店のアシスタントスタッフのお話です。

アシスタントの子の中には、ヘアドネーションをするために髪を伸ばしている子が何人かいます。
“ヘアドネーション”……この言葉聞いたことがありますか?
これは、病気や闘病の過程で髪を失った人達に医療用かつらを提供するという活動です。

小児がんや無毛症などの病気を抱える子ども達や、事故などで髪の毛を失ってしまった子供達も医療用のウイッグが必要になることもあります。しかし、子ども用のかつらやウイッグなどは、サイズやデザインもバリエーションが少なく、帽子を被ったりして隠す手段しかできない場合も多いようです。
また、人工毛のウィッグよりも人毛でのウィッグが好まれるのですが、人毛でつくるフルウィッグはとても高価で、医療用ウィッグを求めている子ども達すべてが手にするのはむずかしいのです。

ヘアドネーションとは、人毛100%の医療用ウィッグを無償で提供するために 髪の毛を寄付する活動のことを指します。
日本では未だ認知度の低い活動でしたが、近年テレビ番組や有名人による寄付活動が盛んになったことによって、少しずつですが浸透してきたようです。わたし自身も最近知りました…。

アシスタントの子は、3、4年くらいでしょうか、髪をカットせずもちろんカラーもパーマもせずに大切に伸ばし続けてきたんでしょうね。断髪するときに涙がポロリと溢れていました…
きっと誰かの役に立って喜ばれるでしょうね。

とても興味深い活動の一つです。

サロンでは、ヘアドネーション用のカットに対応しておりますので、お気軽にお申し付けください!ただ、ドネーション自体の受け付け窓口をしているわけではありませんので、受け付け窓口へのお問い合わせは、お客さまの方でご対応くださいませ。(※受け付け窓口のご紹介はしております!)