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美容師のヘアセットのしかた

今回は、多くの方が一度は思ったことがありそうな「美容室で美容師にセットしてもらうと良い感じなるのに、なんで自分で再現できないの?」というお悩みの解決方法について書いてみたいと思います!
これは、「美容室で使っているドライヤーとブラシが特別だから」「美容師さんの特別なスキルが必要だから」…ではありません!

通常、美容師がお客さまの髪をブラシを使わず手で乾かす場合、重力で下を向いた毛穴を起こすために、根元に空気が入るように乾かします。何故こんなことをするかと言うと、髪型がキマらない原因が毛穴の向きにあるからです。
理想は、全ての毛が頭から垂直に生えている状態なのですが、毛穴の向きは、髪の毛の重さで下に向きやすく、また、寝癖でありえない方向に向いたり、いつもの分け目や旋毛で強く特殊な方向に向いています。このバラバラに向いた根元を、なるべく揃えるように乾かしているんです。

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「でも、やっぱり自分では難しくてできません!」という方のために、家でも出来る簡単なブローの仕方をお教えします!
まず
①シャンプー後、よくタオルドライをします。
②ドライヤーで髪を根元から乾かします。
③完全に乾いたらブラシを使い、いろいろな方向に梳かしながら根元をもう一度ドライヤーで乾かします。

普段一方向しか向いていない根元の毛が上下左右にドライヤーされることにより、全て頭皮から垂直に起きるのです。これで根元から5cmのブローが終わったので、キレイなシルエットになるはずです。後はまた終わっていない毛先部分をブローすれば完了です!

まだまだ暑い日が続くタイなので、簡単に時間をかけずできるブロー&セット方法、試してみてくださいね。

プールでのバサバサ髪対策

最近暑いので、休みの日は家のプールに行く事が多くなってきました。

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お客さまでも、プールでよく泳がれる方の話を聞きます。でも、「暑さ対策にはよいものの、髪がバサバサになる」というのは皆さんおっしゃいます。
プールでは、塩素による髪や頭皮へのダメージのほか、濡れた状態が続くことによるダメージや、カラーが褪色したりと、注意すべきことがたくさんあります。抜け毛だけでなく、切れ毛も増えるかもしれません。

簡単な対策として、プールで泳ぐ前に洗い流さないトリートメントで髪をコーティングしたり、泳ぐ際に水を通しにくいキャップをかぶったりすることで、髪を塩素のダメージから守ることができます。また、プールから上がった後は、なるべく早く十分にシャンプーをすることで、ダメージを最小限に抑えましょう。濡れたままにするのも良くないので、早めに乾かすなど、プールに行ってバサバサが気になる方は、まずこの辺から始めると、髪のダメージが抑えられると思いますよ☆

【髪バナ No.14】ストレートパーマの失敗例

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前回まで、2度にわたって髪にやさしいストレートアイロン、ヘアビューロンについてお話ししました。ここのところ、URU SALON でもストレートパーマのお客さまが増えていますので、今回は、よくあるストレートパーマの失敗例についてお話しします。

サロンには、他店で失敗してしまったストレートパーマをなんとかして欲しいとご来店される方もいらっしゃいます。一番多いのが、すでにカラーやパーマで傷んでしまっている状態の髪に、強すぎる薬剤を使用したストレートパーマをかけてしまったことにより、髪が傷んでチリチリになってしまったお客さまです。

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これは髪の内部が完全に破壊されている状態なので、こうなってしまうと、切る以外に解決策がありません…。ストレート用の薬剤は強いので、扱いを間違えると、このように髪を台無しにしてしまう恐れがあるのです。また別の例として、ストレート薬剤の1剤が根元についてしまったことで(通常、根元にはつけません)、髪が根元から折れて、その部分から髪が切れてしまう…という失敗例や、1剤をつけたところに2剤がうまくつかないと、1剤しかついてない部分が同じく切れてしまうこともあります。

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薬剤以外では、アイロンで髪を伸ばす際の失敗があります。半乾きの状態でアイロンをしてしまったり、まっすぐにしようと強く引っぱりすぎることで、髪に深刻なダメージを与えてしまうのです。こちらも、元に戻すことができませんのでご注意ください…。
失敗してもなんとかなる例として、縮毛矯正などで髪がシャキンと真っ直ぐになりすぎて不自然になってしまった場合や、髪が乾燥しすぎてパサパサになって広がってしまった場合です。前者は、カット技術をもって対応できますし、後者はカウンセリングの後に、髪の状態に合せたトリートメントを施術することで対応できます。
ストレートパーマは強い薬剤を使うデリケートな施術ですので、信頼できるスタイリストさんにお任せしてくださいね。

写真撮影がありました

こんにちは、バンコク店レセプションのyumiです。

先日、サロンで某雑誌の撮影が行われました。店内や施術の様子など、初めて来店されるお客さまに安心していただけるような見せ方ができるように…と、スタッフ皆で相談しながら撮影していただきました。

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わたしも来た当初そうだったたのですが、タイの美容室事情が分からず…
「日本人のスタリストさんはいるのだろうか」とか、わたしは当初カラーをしたかったので「カラー剤が日本のものとは違うのではないか」などと不安になったのを覚えています。こういう不安ごとは、URU SALONへのご予約のお電話でもよく問い合わせがあります。皆考えることは一緒なんですね。
そして日本人のスタリストをご希望される方が多いです。言葉が伝わらないとカットされるのも不安ですよね〜。
でも、ご安心ください!当店のスタイリストは皆、日本人です!

また、ご来店いただいたお客さまにくつろいでいただける空間になるよう、DIYでインテリアやお庭もスタッフで飾り付けしております。“隠れ家的” 美容室にするために、お庭に緑をたくさん配置して…。髪だけでなく、気持ちも癒されて帰っていただけるように(*^^*)

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簡単にきれいになれるブロー

ソンクランも終わりましたが、まだまだ暑い日が続いています。こんな暑い中では、毎日のブローって大変ですよね…
今回は、意外と知らない方も多い、「簡単で正しいブローの仕方」についてお話ししたいと思います。

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まずシャンプー後、しっかりとタオルドライをしましょう。水分をよく拭き取れればブローの時間短縮になります。コーミングを併せてすると、余分な水がとれやすいですよ。
髪のダメージが気になる方は、ここで洗い流さないトリートメントをつけましょう。ブローやブロー後の物理的ダメージから髪を保護してくれます。

ここからはブローの仕方です。
ドライヤーは頭から20センチ以上離して風をあてましょう。近いと熱がキューティクルを痛めてしまいます。地肌に風をあてるようにして髪の根元から先に乾かしましょう。毛先を先に乾かすと、乾燥しすぎて静電気が起きてバサバサになります。
髪がほぼ乾いたら今度は冷風をあてましょう。キューティクルが引き締まり、艶とコシが出ます。
最後にコーミングをしましょう。仕上げにコーミングをするとキューティクルが整い、髪に艶がでます。

毎日のちょっとした行為が、積もり積もって髪の深刻なダメージになっていきます。毎日のちょっとしたひと手間でキレイで健康な髪をつくりましょう!