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タイの水質と上手に付き合いましょう

こんにちは!
バンコク プロンポンの日系美容室ウルサロンの三部(さんべ)です。

今回は、実は髪やお肌にとって影響の大きい、「水」のお話です!

ご存知の方も多いと思いますが、日本は軟水で、タイは硬水です。
軟水と硬水の違いは、水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分の含有量の違いにあります。水1Lに対してミネラル成分の含有量0~120mg未満を軟水それ以上を硬水と呼ぶそうです。
ちなみに日本の水道水の平均は50~60mg、タイは120mg以上です。

軟水は肌に対する刺激が少なく、浸透性が高いです。汚れを落とす力は強いのに、つっぱり感がなく、美肌効果が期待できます。
一方、硬水は、カルシウム、マグネシウムといったミネラル成分が豊富なので、ミネラルがせっけんやシャンプーと化合して、肌の表面に膜をつくります。この膜が、乾燥した後に肌をカサカサにしたり、髪をゴワゴワにしたり、頭皮をベタつかせたり…といったトラブルを起こしてしまいます…
タイに来て髪やお肌の調子がよくない…と感じている方も多いと思いますが、紫外線や大気の汚れに加え、水質の違いの影響が大きいんですね。

改めて、日本はいろいろ恵まれた国だったなぁ…と、離れてみて実感することが沢山ありますね。日本食は食べなくても平気だと思っていたのに、恋しくてしかたない今日この頃…(笑)。

当然ですが、日本のシャンプーは、軟水で泡立つように、逆にタイのものは硬水で泡立つようにつくられています。
私もそうでしたが、日本から持ってきたシャンプーが全然泡立たない…と不思議に感じたは、お水の違いだったんですね。

そんな中、硬水でも軟水でも泡立ちやすいのがアミノ酸系のシャンプーになります。
アミノ酸という人間の皮膚や髪を構成している成分で、さらに肌と同じ弱酸性なので、髪や頭皮に優しいのが特徴です。汚れはしっかり落とすのに、うるおい成分は残してくれるという優れものです!

石油系の界面活性剤と違って皮脂を落としすぎないので、髪がパサついて広がりやすい方におすすめです。

成分表示が日本語で表記されていれば、
・ココイルグルタミン酸Na
・ラウロイル○○酸Na
・ココアンホ○○

英語では、
・Sodium Cocoyl Glutamate
・Sodium lauroyl ○○
・○○ Cocoamphoacetate

…などの成分の記載があれば、アミノ酸系のシャンプーになりますので、探してみてください。

アミノ酸系シャンプーではありませんが、地肌のケアシャンプーとして人気の「ORAN」アンチエイジング・スカルプシャンプーもタイの水質を考えて作られたものなので、泡立ちがよくおすすめですよ!(詳しくはこちら)

タイの環境は、髪や地肌にとって決して優しいものではないので、いつまでも健康な状態を保つためのケアをされている方も多いかと思います。

水だけでなく、タイの環境下での髪や地肌のお悩みがあれば、遠慮なくご相談ください。
毛髪診断士という髪と地肌のプロも常駐していますのでぜひ頼ってくださいね!

タイで使ってみたシャンプー剤のお話や感想も聞かせてください!
ウルサロンでお待ちしております。 

三部 由起子 (ウルサロン スタイリスト)
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渋谷原宿表参道のヘアサロンにて勤務後、渋谷で自らサロンを経営。その後、新しい挑戦をするため来タイ。日本では、雑誌でのヘアの仕事も経験。今人気のダブルカラーが得意。あと、カジュアルなヘアアレンジも得意なので、日常だけでなく、パーティーやブライダル用にも対応可。

(あわせて読みたい過去記事 : 「人気の大人ショートはいかがですか?」「アンチエイジングスカルプシャンプーのご紹介」)

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