スタイリング

タイバンコクでも艶髪をキープ !

今、とにかく艶髪がブームですね。日本人の髪には少し過酷な環境ともいえる、タイ バンコクでも、頑張って艶髪をキープしましょう。題して、「URU SALONでツヤ活‼︎」(笑)

髪を外ハネにアレンジしたり、波ウェーブで巻いたりしても、仕上げにはツヤ感が必須なのですが、そのツヤ感どうやって出すのか…
そこで身近なアイテムを使って、髪の毛をツヤツヤ☆にできるスタイリング剤のそれぞれの特徴や使い方をまとめてみました。

左から①②③

①オイルトリートメント
こちらの写真ではベビーオイルですが、ココナッツオイル、アルガンオイルでも大丈夫です。
オイルタイプのトリートメントは、保湿力が抜群☆
洗い流さないトリートメントとしてヘアドライの前につけても、スタイリング剤として巻き髪をほぐした時につけるのもOK!
だだし、細い毛、柔らかい髪質の方はペタッとしやすいので、使う量を気をつけてください。スタイリング剤として使うときは、ワンプッシュ程度で毛先を中心につけてくださいね。

②シアバターワックス
または、オーガニックワックス、トリートメントワックスとも呼ばれていてそのままハンドクリームとして手にも伸ばせるのが特徴。
植物由来の天然油脂なので髪の保湿にも優れていてセットも出来ちゃう優れもの。細い髪質、硬い髪質にも使えます。通常のワックスのように手に取り頭皮につけない根元から毛先に向かってつけます。ショートヘアや、ウェーブ感を出したアレンジにオススメ!

③ツヤ出しスプレー
とにかくペタッとしたくない、簡単にツヤ感を出したい時にオススメ!
スプレータイプなので、お出かけ前でもサッとひとふり。髪の表面、中間~毛先にサーっとスプレーするだけでサラサラな仕上がりになります。
固める性質ではないので、束感はでませんが、髪を適度にまとめてくれたうえでツヤ出し効果があります。
保湿力はあまりないので、硬い髪質の方、パサつきが気になる方はオイルトリートメントと合わせて使うとより良いです。

…いかがでしたか?
いつものスタイリングにちょっとプラスするだけで、艶髪が出来ちゃう優れものたちです。毛先に潤いがあるだけで、髪の毛全体が生き生きして若返って見えますね!
アレンジの方法や、スタイリングの方法は、スタイリストに気軽に聞いてくださいね!

【髪バナ No.33】セットがうまくできないのはなぜ?

No.33  セットがうまくできないのはなぜ?
(arche+ 11月号 掲載のコラム 『髪バナ』より)

今回は、自宅での髪のセットについて書いてみたいと思います。
URU SALONでもよく聞くお客さまの声に、「サロンで美容師さんにセットしてもらうとキレイに決まるのに、自分では再現できない」というのがあります。この理由は何でしょうか?「それは、美容師さんがプロだからでしょ!」とお考えの方が多いように思います。でも、これは間違いで、原因は『髪の乾かし方』にあるのです。ですから、この乾かし方さえ学べば、ご自宅でもサロン帰りのようなセットができるようになりますよ! 必要な道具はドライヤーとブラシです。

1.髪を根元から完全に乾かす
様々な髪質の方がいらっしゃいますが、髪を乾かす上での 基本は、 最初に髪の根元を乾かすことです。根元を乾かすようにドライヤーをあてると、毛先も自然と乾きます。毛先の方が先に乾いてしまった状態で根元を乾かすと、髪が乾きすぎてパサパサになってしまいます。また、ボリュームが出やすい人、癖があって膨らむ人は、不自然に引っ張りながら乾かすことをしがちですが、まずは自然に乾かしましょう。

2.髪を根元から立ち上げる
根元部分が乾いたら、ドライヤーの風を根元にあてながら、ブラシで毛の向きに逆らうように髪を梳かしていきます。そうすると、髪が毛穴から自然に立ち上がります。イメージ的には毛が地肌と垂直になるように起こしてあげる感じです。この時、髪の量が多い人などは髪がボワッと膨らんでしまいますが、気にしないでください。

3.毛先の方をブローして全体を整える
これで、生え際の癖が取れ、前髪にも自然な立ち上がりがつきます。その後は、髪をまとめるように毛先を軽くブローし、アイロンやワックスでスタイリングをすればサロン帰りのような髪になります。
また、面倒くさがり屋さんや、ショートカットの方は、下を向きながらドライヤーをあてることで、12のステップを同時に行うことができますよ!

12が終わった状態で寝て、3は朝起きてからでも大丈夫です。根元を完全に乾かし、毛を立ち上がらせた状態にしておくのが重要です。

美容師のヘアセットのしかた

今回は、多くの方が一度は思ったことがありそうな「美容室で美容師にセットしてもらうと良い感じなるのに、なんで自分で再現できないの?」というお悩みの解決方法について書いてみたいと思います!
これは、「美容室で使っているドライヤーとブラシが特別だから」「美容師さんの特別なスキルが必要だから」…ではありません!

通常、美容師がお客さまの髪をブラシを使わず手で乾かす場合、重力で下を向いた毛穴を起こすために、根元に空気が入るように乾かします。何故こんなことをするかと言うと、髪型がキマらない原因が毛穴の向きにあるからです。
理想は、全ての毛が頭から垂直に生えている状態なのですが、毛穴の向きは、髪の毛の重さで下に向きやすく、また、寝癖でありえない方向に向いたり、いつもの分け目や旋毛で強く特殊な方向に向いています。このバラバラに向いた根元を、なるべく揃えるように乾かしているんです。

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「でも、やっぱり自分では難しくてできません!」という方のために、家でも出来る簡単なブローの仕方をお教えします!
まず
①シャンプー後、よくタオルドライをします。
②ドライヤーで髪を根元から乾かします。
③完全に乾いたらブラシを使い、いろいろな方向に梳かしながら根元をもう一度ドライヤーで乾かします。

普段一方向しか向いていない根元の毛が上下左右にドライヤーされることにより、全て頭皮から垂直に起きるのです。これで根元から5cmのブローが終わったので、キレイなシルエットになるはずです。後はまた終わっていない毛先部分をブローすれば完了です!

まだまだ暑い日が続くタイなので、簡単に時間をかけずできるブロー&セット方法、試してみてくださいね。

【髪バナ 18】スタイリング剤に関する質問まとめ

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布施 今回は番外編として、URU SALONでお客さまによく質問されるスタイリング剤のことについて触れてみようと思います。

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布施 決まりはありませんが、洗髪してタオルドライした後の濡れた髪の方がつけやすいです。このタイプのトリートメントは、少量を手にとって髪にまんべんなくのばしていくものが多いので、単純に濡れた髪の方が均一につきやすいからです。
キリ 洗い流すトリートメントと流さないトリートメントってどう違うんですか?シャンプーをした後トリートメントをして、その後さらに洗い流さないタイプのトリートメントをつけるのって意味があるんですか?
布施 シャンプー後のトリートメントは、シャンプーとの相乗効果で髪を内部からケアするものあり、流した後も髪に残るようにできています。髪の本質的なダメージに作用するものなのです。一方、洗い流さないトリートメントは髪の表面を覆うことで髪をケアするものなので、流すと、水と一緒に流れてしまいます。ただし髪の表面につくことで、髪の指通りをよくしたり、紫外線(日中)や枕との摩擦(就寝中)から髪を守ったりと、髪の物理的なダメージに作用します。両方を使うことで、髪を本質的・物理的にケアし、内外から髪のコンディションを整えることができます。

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布施 一般的に、ゆるくふわっとさせたい場合はワックスを、カールをくっきり出したい場合はムースを使います。ムースは“パーマ用”を選び、濡れてカールが出た髪になじませます。
キリ ムースってカチカチになりませんか?
布施 ムースにも種類がたくさんあるので、今っぽいナチュラルなカールにセットしたい場合は“ナチュラルタイプ”“ソフトタイプ”と書かれたものを使ってください。つけた後、自然乾燥させるとカールが一番はっきり出ますが、ドライヤーで乾かすとカールは少し弱まります。自分の好みによってカールの出し方を使い分けてみてください。ただし、デジタルパーマのカールをしっかり出すにはムースは使えません。普通のパーマは濡れた状態で一番カールが出るのに対し、デジタルパーマは乾いた時にカール出るからです。ムースはウォーターベースなので、デジタルパーマのカールを弱めてしまいます。※デジタルパーマについては、【髪バナ 05】をご覧ください!
キリ ワックスでスタイリングする場合のワックスの選び方を教えてください!
布施 ワックスは、大きく分けるとセット力でハード系とソフト系の2種類、質感でファイバー系、マット系、クリーム系の3種類に分けられます。一般的に、髪に動きをつけたい時はハード系、ロングの方や、ゆるめのカールを柔らかく出したい時はソフト系を選ぶと失敗しません。質感は、細かい繊維と油分が多めのファイバー系は、髪なじみがよく初心者には使いやすい反面、つけすぎるとベトベトして重くなるので注意が必要です。毛先が傷んで乾燥している方にはファイバー系でツヤを出すのがおすすめです。マット系(クレイ系)は、ファイバーとは真逆のワックスですね。油分が少ないので伸びが悪いです。その分、仕上がりは軽いのでふんわりとした自然な仕上がりが好きな方におすすめです。大雑把にいうと、クリームはその中間です。
ワックスは、セット力となりたい髪の質感で選ぶといいでしょう。迷ってしまう場合は、自分の髪質やクセをよく理解してくれている美容師に相談するのがおすすめですよ。