【髪バナ No.43】日・タイ芸能人の髪事情
No.43 日・タイ芸能人の髪事情
(arche+ 09月号 掲載のコラム 『髪バナ』より)
今回は、興味のある方も多そうな、「芸能人の髪事情」について少しお話します!
URU SALONには、タイの芸能人のお客さまが何名かいらっしゃいますが、テレビドラマに出演されている俳優・女優のお客さまは、
何ヶ月にもわたるドラマ撮影中は髪をマメに切ることで常に同じ髪型を保ち、場面場面によって髪型が変わらないように気をつけていらっしゃいます。ただ、日本ほど細かくなく、かなりアバウトです(笑)。
また、大御所や有名な人ほど髪型にうるさくなく、売り出し中の新人さんの方が、イメージ作りのためかマネージャーからの注文がとても細かいです。日本でも、剛力彩芽さんのように長い髪をバッサリ切ってショートカットのイメージで売り出して大ブレイクした方がいらっしゃいますが、新人さんは、出だしのイメージがその後の芸能活動を左右するので、慎重になるのは理解できますね。コメディアンはドラマも何もないので、髪型にうるさくなく、サロンスタッフにも気を使ってくれる気さくな方ばかりです。
日本の芸能人の髪事情は、日本のサロンで働く友人から結構情報が入ってきます。AKBグループのアイドル達は、週に1回のハイペースでトリートメントに来るそうです。まだ高校生と若く、カラーやパーマなど全くやってないのに、舞台のライトなどで髪が乾燥するらしく、トリートメントが必須なんだそうです。また、女性アナウンサーの方は、カラーの明るさが会社の規定で決まってるらしく、毎回トーン数は必ず指定するんですって。
ヘアカラーのブリーチは、強い薬剤が髪の毛と同じくらい頭皮にも大きなダメージを与えるのですが、ひと昔までの金髪のアイドルは、ずっとブリーチを繰り返しているのと、睡眠不足やストレスもあって、頭皮が荒れて、頭皮にニキビあったり、フケがあったり、ヘアメイクさんが変な匂いを感じることが多かったんです。今の金髪アイドルといえば、E-girlsのAMIさんですが、彼女の金髪はリタッチの時の薬剤を頭皮をつけないよう、繊細な作業でブリーチをするためとても大変ですが、頻繁にサロンに通って維持しているそうです。人に見られるお仕事をされている方って大変ですよね。
さて、Arche+さんのWeb移行に伴い、この『髪バナ』も今回が最終回となります。今まで読んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。続きはお店でぜひ!