タイ人の髪と日本人の髪
3月も終盤になり、日差しも日に日に強くなって、紫外線で髪が傷んでくる季節になりましたね… そんな中「こんな環境でずっと生活をしているタイ人の髪は、なんでツヤツヤ、サラサラなんだろう…?」と不思議に思う方がいらっしゃるかもしれません。
今回は「タイ人と日本人、人種と髪質の違いについてお話します。
まず、人種は大まかに、黄色人、白人、黒人に分けられますが、それぞれの髪質には特徴があります。黄色人は毛の断面が円に近いため直毛の人が多く、白人の毛は断面が楕円なので、くせ毛が多く、黒人は断面が扁平のため縮れ毛になります。ぱっと想像する黄色人、白人、黒人の髪型に当てはまりますよね。
このことは一般的に広く知られているのですが、毛の断面が円である黄色人のタイ人と日本人の髪質の違いがどこにあるのか、実はあまり分かっていませんでした。これをある研究所に調べてもらったところ、どうやらタイ人の髪は、日本人の髪に比べてキューティクルの枚数が多いことがわかったのです!キューティクルの枚数が多くなると、内部にダメージをうけにくい、クセがつかない直毛になるので、まさにサラサラツヤツヤの毛になるわけです。
ただ、この毛質にも問題点があります。パーマがかかりづらい点と、ヘアカラーを明るくしづらい点です。これらの薬剤を使う施術は、薬でキューティクルを開いてからおこなうものなので、薬剤が髪の内部まで浸透しづらいのです。最悪なのは、このキューティクルを無理矢理開くために通常よりも強い薬剤を使ってしまうことで、髪をものすごく傷めるということです。特にタイのサロンでは強い薬剤が使われることが多く、バサバサの髪のタイ人をよく見かけます。もったいないですね…!
日本人の中にもキューティクルの枚数が多い人少ない人がいますが、ここをきちんと見ずに施術をおこなうとパーマやカラーの失敗につながってしまいます。URU SALONでは、まずお客さまのカウンセリングをしっかり行うことで、髪質をチェックしてから施術に入ることで、おひとりづつに合せたオーダーメイドの施術をさせていただいています。
キューティクルが少なくダメージになりやすい方も、キューティクルが多くパーマやカラーがきまらないとお悩みの方も お気軽にご相談くださいね。