布施のウズベキスタン旅行記②
ウズベキスタン旅行記、続きはサマルカンド〜タシケント編です。
前回書き忘れましたが、ウズベキスタンのB&B(ベッド&ブレックファスト)の朝食はすごいボリュームです。毎回何種類もの菓子パンに、ナンと呼ばれる主食のパン、ジャムやバター、クリーム、チーズ、サラミなどのパンのお供、さらにオムレツやパンケーキも出ます。しかもどれも美味しい!毎回食べ過ぎる程食べていました…。
また、通貨のウズベキスタンスムへの両替は東部(タシケントやサマルカンド)よりも西部(ヒヴァ)でしたほうがレートがいいと聞いていたので、ヒヴァを出る時に一気に両替しました。実際、レートは東部よりも全然良かったです。
さて、ヒヴァを後にして、向かったのはサマルカンドです。ヒヴァから夕方初の寝台列車に乗り、翌朝にサマルカンドに着きます。自称“乗り鉄”の身として寝台列車にはテンション上がりましたが、とても快適な旅ができました。窓からの景色は砂漠、砂漠…で美しく、食堂車もウォッカで酔っぱらうおっちゃん達に絡まれて楽しかったです。ベッドももちろん快適でしたよ。
サマルカンドはヒヴァに比べて都会で、世界遺産の美しいモスク達も世界遺産らしく完全に整備されていました。ヒヴァの“フレンドリー世界遺産”を見てきたものとしては少々物足りなさを感じましたが、世界有数の観光地として多くの観光客が訪れるだけあって、建物はどれも圧倒される程美しかったです。イスラム様式のタイル装飾は細やかで、見れば見る程ため息が出てしまう程きれいでした。このつたない文章では伝えきれないので、是非実際に見て欲しいです。この時期はウズベキスタンの修学旅行生が多いらしく、どこへ行っても学生達に囲まれました。囲まれて写真を撮られるんです(笑)。家に帰って「お母さん、今日日本人見たよ〜」的な感じで見せるのでしょうか(笑)。
サマルカンドの街自体は普通の街なので、世界遺産の建物以外に特に見るところはなく、郷土史博物館なるものに行ったり、公園を散歩したりして過ごしました。
サマルカンドからタシケントへは、特急電車で3時間程でした。普通クラスの席でしたが、快適でした。ウズベキスタンのは列車はいいですね。
タシケントは想像以上の大都会で、近代的な建物やお洒落なレストランが沢山ありました。日本人の駐在員もいるみたいですが、韓国人をよく見かけました。韓国人にはビジネスがしやすい国なのでしょうか。街自体はキレイに整備されていて、中心部は緑も豊かでシンガポールのようでした。地下鉄があるので移動もしやすかったです。時間があれば日本人墓地に行きたかったのですが、一緒に行った連れが携帯電話を落とすハプニングがあり(奇跡的に見つかりましたが)、バタバタしたままバンコクへ戻ることになりました。
今回の旅は本当に良かったので、これを機に中央アジアにハマりそうですが、英語は全く通じないので言葉の壁の厚さに苦労しました。でも、次回の旅はキルギスあたりにしたいなぁ…と今から夢を膨らませています。
ここでは書ききれなかったことも沢山ありますし、ウズベキスタンに行きたいけど、ビザや諸手続きのことがわからないという方がいらっしゃれば、何でもおたずねください。いい国なんだけど情報が少なすぎるんですよね…
スタイリストの布施でした。